2014年10月28日

言葉の限界

『イドラ』は、「思いこみ」や「先入観」を意味する言葉。
このイドラが正しく物事を考える妨げになると言っている。
人間の知性は一旦こうだと思いこむと、
すべてをそれに合致するようにつくりあげてしまう性向を持つという。
(人間とは厄介なものだ!紅葡萄酒
そうして、こうした思いこみは、たとえその考えに反する事例が多くあらわれても、
それらを無視ないし軽視する傾向があると説く。(ますます厄介)

すなわち、思い込みの虜になりやすいということらしい。

ベーコンが説く『イドラ』には、1)「種族のイドラ」すなわち、人間の目の錯覚など。
2)「洞窟のイドラ」狭い世界でしか物事を見ないことによって起こる誤謬。
3)「市場のイドラ」言葉の限界による誤解。
4)「劇場のイドラ」権威を持つ側を正しいと考える思考方法。
これら4つのイドラによって、正しく物事が見えなくなってしまっていると説く。
それらから解放されるには、物事や事例を一つ一つ観察し、
検証することが必要となる護髮產品

世の中を見れば、思い込みから出発しているものも多い。
今話題になっている問題のほとんども、
このイドラによってゆがめられているのかもしれない。

たとえば、アベノミクスは成功だと言う人もいれば、失敗だという人もいる。
河野談話は正しい認識の上で表明されたのか?
原発問題は実際はどうなっているのか?
など、「思いこみ(イドラ)」のすべてを排除して、
第三者的な検証からすべてを出発すべきというところだろう。
イドラという怪獣のような名前の化け物は卸妝產品


  


Posted by felicity520 at 12:30 Comments(0) life
 
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